「FOOD MARCHE」(阪急グループ主催)を終えて
2022年5月、みつばグループは阪急グループが主催したマルシェイベントに出店。
「川西」「西宮」「宝塚」の3店舗で、とりめしの具(2合用)と播能チキンを販売しました。
また、とりめしの具の試食も行い、お客さまと直接、お話できる貴重な機会をいただきました。
立地によって店舗・売り場の雰囲気が異なり、さまざまなドラマがあったことから、売り場に立った弊社代表・安藤の感想をお伝えします。
「阪急川西店」
バイヤーや職員の方が「お待ちしていました!」と迎えてくださるなど、すごい盛り上がりでした。
雰囲気としては、さすが阪急デパート。妙齢の女性がスカートやヒールで着飾り、颯爽と歩かれ、とっても素敵でした。
試食も好調で、炊飯器が空になったのですが、召し上がってくださったお客さまが、価格を見ずに商品をご購入されるなど、スーパーとは異なるご様子を目の当たりにしました。
また、こんな嬉しい出来事も ――
80代のおばちゃまが駆けつけられて早々、「安藤さんにやっと会えた!」と、へたり込んでしまわれたのです。
おばちゃまは、ふだん、電話や手紙でしか、やりとりできないお得意様。
こうして大事に思ってくださる気持ちが嬉しく、思い出深いです。
「阪急西宮店」
川西とはだいぶ違う雰囲気でした。土地柄、若者が多く、若さと勢いが感じられました。
私事ですが、この日は娘と孫が来てくれたのです。
孫は今年、大学に合格し、あたらしい生活がはじまったばかり。やりたい勉強をがんばって、将来は真心、ハート大事にする社会人になって欲しいと願っています。
「阪急宝塚店」
宝塚劇場が近いからか、お洒落なお客さまが多く、華やかな雰囲気でした。
そんな店舗でのマルシェ。
小学3年生くらいの男の子が、とりめしの具を試食した途端「うめぇ!」と声を挙げたのです。その一言で、私は「ここに来てよかった!」と思いました。率直な気持ちが嬉しかったです。
また、ステキなお召し物に身を包んだ、私よりもすこし年上の女性が、お買い物のあと、こう言われたのです。
「わたしね、あなたの人生の先輩だから、ひとこと伝えておくわ。90歳まで働いてね!」
私が元気そうに見えたから? それとも……みつばグループの取り組みに共感してくださったから?
なぜ、この女性が私に向かって「90歳まで働いて」とおっしゃったのか、理由はわかりません。
ただ、小学生の男の子とこちらの女性のことは、忘れられない思い出になりました。
今回、阪急百貨店さんのマルシェに出店、しかも3回もご機会をいただき、ありがたく思っています。
スーパーは地域・生活に密着し、百貨店は製品の品質や作り手の物語、こだわりを大事にされるお客さまが多いこと、よくわかりました。
阪急百貨店さんには、今後も、とりめしの具を販売していただきます。
コトコト、コトコト、手料理にこだわるみつばグループの味、母の味。
百貨店のお客さまにも、愛され続けてほしいと願っています。